中国高校生との交流事業行われる
去る平成27年11月11日、県民活動センターの多目的スタジオ(2F)で、中国山西省から来訪した高校生約100名が日本の昔遊び・大道芸を鑑賞し、体験学習する交流会が行われました。この催しは公益財団法人日中友好会館の招致で埼玉県が受け入れたものです。日頃からボランティア活動している21期のメンバーが朝早くから集まり、参加協力しました。始めに「童夢21」が通りゃんせ、お手玉、縄跳び、てんてん手鞠、安来節、北国の春などを中国の高校生も混じって楽しみました。観るもの聞くもの初めてであるにも拘らず、すぐに慣れて、さすがに若者だと感心しました。童夢仲間の友人で中国語が堪能な王さんの通訳が絶妙でした。各出し物に高校生も参加して頂き、特にてんてん手鞠の踊りを上手にこなしていたのには驚きました。北国の春の合唱では中国語の訳が画面に映し出され大変に盛り上がりました。
そして引き続いて「いきがい玉すだれ」による南京玉すだれを披露、始めに、むかしの日本人は、文化都市、南京に憧れて「南京玉すだれ」という名前が付けられたことなど通訳を通じて説明、メンバーによる演技の後、生徒たちも玉すだれを握って、愛の架け橋や赤ちゃんの帽子など体験しました。とくに、日頃仲の良い男子生徒と女子生徒がハートの形を作ると、大騒ぎ、明るい笑いで会場は割れんばかりでした。
このようにして、県民活動センターでの交流会は大成功、中国の高校生たちは、別れ際に口々に、覚えたての「有難うございました」など笑顔でお辞儀をして、次の訪問先に出発して行きました。おそらく、日本について好印象を持ってくれたと思います。今回の公演は11月11日のテレビ埼玉の17時と21時30分のニュースの中で放映されました。
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